Netflix 映画「アンカットダイヤモンド」は観る人を選ぶ?あなたはどっちでしたか?[ネタバレ考察・感想]

こんにちはJessie(ジェシー)です。
今回紹介するのは 映画「アンカットダイヤモンド」です。

映画「ミッドサマー」などを世に出した今最も注目される映画制作・配給会社A24とロバート・パティンソンを主演に迎えた映画「グッドタイム」などを手掛けるサフディ兄弟が組んだ今作。(ネットフリックスで配信中)

とても期待されていたこの作品実際どうだったの?て事で今回紹介させていただきます。

ここでは映画「アンカットダイヤモンド」の情報監督やキャスト、そして見所から考察感想(ネタバレ含む)までレビューしています。

作品情報

原題Uncut Gems
監督ベニー・サフディ / Benny Safdie
ジョシュ・サフディ / Josh Safdie
脚本ロナルド・ブロンステイン / Ronald Bronstein
ベニー・サフディ / Benny Safdie
ジョシュ・サフディ / Josh Safdie
出演アダム・サンドラー / Adam Sandler
ジュリア・フォックス / Julia Fox
制作年2019
上映時間135min

映画「アンカットダイヤモンド」のあらすじ

ギャンブル中毒で多額の借金に追われた宝石商のハワードはある日エチオピア産のブラックオパールの原石を手に入れる。
その話を聞きつけNBA選手のケビン・ガーネットが買い取りに現れるがハワードはそこで思わぬ賭けに出る。

映画「アンカットダイヤモンド」の監督

映画「アンカットダイヤモンド」の監督はサフディ兄弟

https://www.indiewire.com/

1984年に兄のジョシュ・サフディ、1986年に弟のベニー・サフディはニューヨークで生まれました。
二人は2014年に長編映画監督デビューを果たし、2017年にはトワイライトなどで知られる俳優ロバート・パティンソンを主演に迎えた映画「グッドタイム」を出します。

そして2019年には今作の映画「アンカットダイヤモンド」を監督しました。

映画「アンカットダイヤモンド」のキャスト

ハワード役

映画「アンカットダイヤモンド」でハワードを演じたのはアダム・サンドラー

https://en.wikipedia.org/

1966年ニューヨークで生まれたアダム・サンドラーは大学生の頃ロサンゼルスのクラブに立っていたところデニス・ミラーにみつかりサタデーナイトライブに出演する事となる。以降5年間番組に出演し続けた。
その後映画界に進出し、今では自分の制作会社まで立ち上げている。

2002年の映画「パンチドランクラブ」ではゴールデングローブ男優賞にノミネートされるなどで知られる。

ジュリア役

映画「アンカットダイヤモンド」でジュリアを演じたのはジュリア・フォックス

https://en.wikipedia.org/

ジュリア・フォックスは今作がデビュー作になった女優です。
映画内では主人公の愛人役として出演していて、とても存在感のあるキャラクターを演じているのでデビュー作と知った時には驚きました。

ケビン・ガーネット役

映画「アンカットダイヤモンド」でKG(ケビンガーネット)を演じたのは本人

https://en.wikipedia.org/

ケビン・ガーネットは本物のNBA選手ですね。
彼はオールスター選出15回、リバウンド王4回などとかなりの実力を持つプレイヤーで2008年にはセルティックスを優勝に導いた事でとても有名でしょう。

今作ではオパールを欲しがるケビン・ガーネット役として本人が出演していました。
普通に演技がうまかったので俳優だと思った方もいるはずでしょう。

映画「アンカットダイヤモンド」の見所

この映画「アンカットダイヤモンド」の見所というと序盤から長い時間のストレスを観客に与え続け、ラストに解放するところでしょう。

そして誰もが思うであろう、こんな人間にはなりたくないなというキャラクター性。
主人公のハワードは本当にロクでもないやつですね。。。
ギャンブルが大好きでその事になるともう何にも考えられないような人が主人公なんですからね。

本当、もう少ししっかり考えてみてから生きなさいよ。と言いたくなる。

そんな主人公をみているだけでストレスなのに、借金取り立てなどでハワードの宝石ショップのドアがこれまた観客をイラつかせる。

急にくる借金の取り立てでの驚きやドアのブザー音まで全てがストレスを与えてくる。

この様にこの映画ではラストシーンのために、長い時間ストレスを頻繁に与え続けることをしている作品です。

映画「アンカットダイヤモンド」の感想

映画「アンカットダイヤモンド」の観賞後に頭に浮かんだのは友人の顔でした。
ハワードほどギラギラした人ではないが、ギャンブル中毒で後先考えずに金銭をばら撒き、金が尽きると友人達から借金をしてはその金銭もすぐさま使い果たす。
愛人はいないものの彼の友人達は何故か消えず、むしろ好まれてすらいる。

そんな友人Nは元気だろうか。多分ハワードの様に散っていけたらそれこそ本望なのだろうな。なんて思ってしまいました。

とまあ私の友人の話はこのくらいにしておいて、

みなさんこの映画「アンカットダイヤモンド」どうでしたか?
あれだけストレスを与え続けられたら嫌な気持ちになって途中で観るのやめたくなるのも分かります。

けど監督は最高のラストをつくってくれました。ありがとうございます。

終盤に借金取りにボコボコに殴られて、ハワードの泣き姿。耳にダイヤのピアスつけてる様な宝石商の大人の泣きじゃくる姿はここでしか観れないのではないでしょうか。

そこからの立ち直り様といったらもう、、、

ここら辺で私は完全にハワードがカッコよく見えてきました。
今まで描いてきたギャンブル中毒で少し悪そうな宝石商という大物ぶってる小者でしかなかったハワードが急に大物にすら見えてくる。
いや、確実にこの人は大物だ。

まあ実際は一世一代のギャンブルに向かうだけなんですけどね、

サフディ監督が撮りたいもの

今回、映画「アンカットダイヤモンド」はサフディ兄弟が監督してるんですが、(監督についての詳細は上の方に載せてます) 彼らは映画「神様なんてくそくらえ」や「グッドタイム」などを出してきました。

そして今作の映画「アンカットダイヤモンド」では制作にマーティン・スコセッシを加えてつくられています。

彼らの作品は頻繁に素人を使います。ここでいう素人というのは映画の世界では活躍していない出演者です。
今作にもケビンガーネットやザ・ウィークエンドという俳優でない本人達やジュリア・フォックスといったデビュー前の女優をキャスティングしています。

これには理由があって、サフディ監督達は常にリアルにこだわって撮影しているということ。
それらは決してドキュメンタリーではないのですが、出来る限り現実を表現する事に注力しているという事。

サフディ監督はインタビューで「ニューヨークの街を封鎖して撮影したくはない。面白くなくなってしまうから」と言っていました。

サフディ兄弟はこれからもリアルに近い映画を作っていくのだと思います。

今世界でとても注目される監督という事はもちろんだが、彼らの作品は日本でそんなに注目されてはいない現実。

というのも彼らはずっとドラッグや強盗、ギャンブルといった道を外れたもの達の作品を撮り続けています。

正直日本ではそんなに頻繁に、その類の事柄は起きないし少し遠いところにある世界の話、フィクションの話と思ってしまい感情移入できないのが原因なのでしょう。
ある意味海外でのリアルを撮り続けているからこそ。。。

そんな彼らの作品には今後も注目ですね。

最後に

映画「アンカットダイヤモンド」は英題では『Uncut Gems』といいます。
これは削られていない宝石達という意味で、原石の事を意味します。

そして、この磨かれていない宝石(原石)達というのはハワードを含めた人間達を指します。

全ての人は原石のようであり、どんな人でも磨いてみるまでどのくらい輝くかというのは分からないという事を言いたいのではないでしょうか。

最後までご一読ありがとうございました。

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